二日目の朝
宇治の花やしき浮舟園での朝食を終えたあと
東寺に行く

京都での宿泊は温泉ではない
普通のシティホテル
愛犬・大吉はペットホテルでお泊り

この日も残暑厳しく30度を越える蒸し暑さ

正面から入り、金堂の脇を通りすぎる

796年に創建され、1486年に焼失。現在の堂は豊臣秀頼が発願し、 片桐且元を奉行として再興させたもので、1603年に竣工した。桃山時代の代表的建築だが、細部には唐・和風の技術も巧みに取り入れている。(パンフレットより抜粋)
重要文化財
講堂

(東寺の創建時にはなかった講堂は、825年弘法大師によって着工され、835年頃には完成した。
1486年の土一揆による戦火で焼失。
現在の講堂は1491年に再興されたもの。:パンフレットより)
金堂を別の角度から…
国宝・五重塔
(826年弘法大師の創建着手にはじまるが、
しばしば災害を受け、焼失すること四回に及ぶ
現在の塔は1644年徳川家光の寄進によって竣工した総高55メートルの現存する日本の古塔中最高の塔である。
全体の形もよく、細部の組むものの手法は純和風を守っており、初重内部の彩色も落ち着いて江戸初期の秀作である。:パンフレットより)



↑そして私が一番惚れた帝釈天
(パンフレットより)









こちらもすばらしいバランスの
梵天

(パンフレットより)

東寺をあとに…
以前同じ職場で働いていた京都在住の友人とランチを楽しむ
あ〜、かつて苦労を共にしがんばって働いた人
昨年、東京から京都へと嫁いでいった
素敵な人
どうぞいつまでもお幸せに


本日泊まる京都ブライトンホテル
こちらが42平方メートルもある
ツインの普通のお部屋

でんぐりかえしが
う〜ん……10回ぐらいできそうー!

大吉をペットホテルにあずけ
我々は夜の京都の町を散策
先斗町に出向きおばんざいをいただく
「たばこや」という店
ずいきの煮物、さんまの塩焼き
はもとまつたけのホイル焼き
鮭の白子焼きは初めて。鱈の白子よりも少し苦味があり
食感は鳥のレバーの様
実に珍味なり
居酒屋風なので料金もお手ごろ
テーブル席二つ、カウンター10席ほどの小さな店
働いている人は言葉数も少なく仕事に追われている
それでいて愛想もよく気持ちいい
是非お薦め!雰囲気を読んだうえ写真は撮れなかった
早めに行かないと席はすぐに埋まってしまう
地元の人にもお気に入り
店中に京都弁があふれていた

京都での二日目の朝
朝食は、ブライトンホテルから徒歩15分くらいのところに
熊魚庵(ゆうぎょあん)たん熊北店がある
ちょっと贅沢な1,600円の朝食をとる
ホテルからはちょうどいい朝の散歩コースといったところ


おなかいっぱいになってから、さてさてわが息子大吉をペットホテルまで迎えにいく
そして、私たちは嵯峨野へと向かいトロッコ列車に乗る

心地よい風に吹かれながら
列車は亀岡を目指して走る

犬はキャリーバックに入れればいいとのことで
一緒の乗車となる
保津峡駅
狸がお出迎えしてくれる
嵐山で降り
お散歩
竹林を歩く
暑い九月の京都
風が吹き抜けて気持ちがいい
この線路はどこまで続くのか

Stand by me
野宮神社
光源氏が嵯峨野に分け入り六条御息所を訪ねる
「源氏物語」賢木の巻にも描かれている古社
夏に行く時は是非
虫除けスプレーを持参のこと
私だけかも…
いっぱい歩いた
天竜寺の前を通り
桂川へと向かう
日差しが強い
眉間にシワが寄る
蒸し暑いうえに日に焼ける
ノースリーブのあとがくっきり
桂川に架かる橋
渡月橋
橋の上から
渡ったあとに逆方向にカメラを向ける
さあ、そろそろ帰ろうか
大吉も疲れただろ?

暑いのは苦手だぁ

大吉をペットホテルに届け
さてさて、お父さんお母さんの夕飯はどうしよう
ガイドブックを頼りに選んだ店
石塀小路にある「さくら」
早速予約をとったあと街を歩く
一澤帆布で娘のおみやげを買う
気に入ってくれるかなショルダーバック

光照院の前を通り
八坂神社の前を通り過ぎ
裏道、裏道へと入っていく
ここが石塀小路
たそがれ時に、裏道を歩く
表通りにはない京都らしい風情を感じる
どんどん奥へ奥へと歩く
そして、きょうのディナーはこちらで
石塀小路「さくら」
狭い路地裏から撮った八坂の塔
もう夕暮れだ

お腹もすいてきた

京都での最後の夜
明日にひかえた誕生日のお祝いも兼ねて
コース料理で@8,000円
和風創作料理

前菜
お造り
いよっ!
出た〜!土瓶蒸し
秋の味覚
鮎の幽奄焼
たまごたっぷりの鮎なんてはじめて
はるまき
さてこれはなんでしょう???
なんだったっけ?
きっと○○まんじゅうの蟹あんかけ
さてごはん
味噌汁と味付けごはん
思ったよりも味噌汁が濃いかな?と思った
デザート

う〜ん
おなかいっぱいになった

店の外にでると路が濡れている
雨が降ったんだ
少し歩こうか…

しばらく歩くと雨が激しくなり
あわててタクシーに乗り込んでホテルにもどる

朝、目が覚めたら
昨日の夜のうちに買っておいたコンビニのパンをかじり
チェックアウト
早速、大吉のお迎えに

ひとつ寄りたいところがある
山中油店
江戸後期に店を構え、以後200年になる
イタリア直輸入のオリーブオイルが10数種あり、
試食もできる
もちろん、うちでイタリアンするためにオリーブオイルとペーストジェノベーゼを購入
また、店の前には京・町家文化館がある
特別に見せていただく
町家の暮らし、家の構造を楽しく観ることができる


そのあと仁和寺による
平成6年に世界遺産に登録される
重要文化財
二王門

江戸時代に建てられた
重要文化財
五重塔

各層の屋根の大きさがほぼ同じ
江戸期の特徴
国宝 金堂

春は桜、秋には紅葉と四季折々の景色を楽しめる
今回は緑が残る九月に訪れたが、次はどんな色合いを見せてくれるだろうか

銀閣寺近くの
哲学の道

白川沿いを歩いていき
京都最後のお寺
永観堂に行く
永観堂の門
「モミジの永観堂」と言われる

如来像としてはめずらしい
「みかえり阿弥陀如来」(重文)がある
思ったよりも小さい如来様であった

京都在住の友人の勧めもあり
ここを京都での拝観、最後の寺にした

そして私たちは京都をあとにする
行きたくても来れなかった京都 やっと来れた京都
また、行けるだろうか
今度は木々の色づく頃に、あるいは桜が咲く頃に
白い雪が降りしきる頃に