草津と万座へドライブ

草津に来るのは亡くなった母と行って以来だから、ちょうど4年ぶりになる。
初めてみた時の感動を忘れることができない湯畑…

上の方から覗き見る
道を下って撮ってみる
温泉がどんどん流れてくる
湯畑の周りの囲いには懐かしい名前がきざまれている
他に与謝野晶子などの文人や
寅さんでお馴染みの渥美清など
草津にご縁のある人たちの名前がある

宿に行く前に草津国際スキー場に行く

駐車場へ向かって近道の階段で上る
おーっ!これが草津国際スキー場かぁ〜
日本で初めてリフトが取り付けられたことでも有名だ
この急勾配を見ると
降りてくるのに何回転ぶだろうか…
最近はスキーも行ってないなぁ〜
たまには夫と二人で雪の季節に来てみたいものだ
スキーのあとにゆったり温泉に入るっていうのもいい

このあと、宿へと向かうが、宿の紹介はちょっとだけよ〜

宿の駐車場から草津の街を臨む
泊った宿は高台にあるので景色はいい
着いてすぐに貸切風呂へ入る
ここは犬も一緒に入れる
奥の小さい湯船に犬が入る
カランは二つ
大吉が舌を出して「ハァ、ハァ」言っている
温泉はあまり好きでないようだ
「いやだ!ボクは入りたくない!」
と訴える目で私を見た

次は温泉プール
親も疲れるけど、大吉が一番の被害者かもしれない
それでも無理やり泳がせようとするお父さん
星一徹じゃぁ、ないんだからね…
と言いながらカメラを準備するお母さん^_^;

完全に溺れている状態だった
体が固くなっているからダメなんだよ
力をぬいて…
なんて言ってもわからないかぁ〜
「お母さん、助けて…」と言っている
「やめてよぉ〜、お父さん、もうボクは泳ぎたくない…」
でも、最後は縦に泳げたね
頑張った大吉

夕飯が終わったあとは、夜の草津を散策

夜の湯畑は幻想的でこれまた感動的だ
ライティングもいい…
この流れる温泉を見ていると
また、温泉に入りたくなってきた…
草津には無料で入れる町営の温泉が何軒もある
湯畑に一番近くにある「白旗の湯」をはじめ
「地蔵の湯」「巽の湯」など…

大吉がいたので、お父さんと交代で入る
我々はその中から「千代の湯」を選んだ
地元の人の話だと、ここが一番温度が低いみたい
他は、暑くって入れないよって教えてくれた
2.5畳くらいの脱衣所で、隣の人と身体が触れそうになるくらい狭い
もちろん洗い場のようになっておらず、カランなんて無し
湯舟から桶で掛け湯をしてから入る
湯舟は1.5畳くらい
隣の人との距離がかなり接近しているが
蛇口から温泉がドバドバ出ていて、その音がまたいいんだ

その上、無料だ!こんなにありがたいことはない
身体は日帰り温泉施設の「大滝の湯」で洗うのもよし
さて、気持よくなったあとは宿へ戻り、缶ビールを飲んで気がついたら寝ていた
というか、朝になっていた
翌朝は10時にチェックアウトし、即、万座方面へと車を走らせた

万座温泉へ行く前に草津白根の湯釜を見ようと思う
小学生以来だが、あの色は今も変わらないだろうか…
と思いを馳せながら
そろそろ秋を思わせる風が吹く
青空に浮かんだ雲が早い速度で流れている
草津白根まであともう少し
冬場は通行止めになるのだろうか…
さて、駐車場に車を停めて上り坂を歩く
たいした距離ではないが
スニーカーを持ってくれば良かったとちょっと後悔

チャールトンヘストンが「猿の惑星」で降り立った場所のように
まるで、ここは地球ではないかのような錯覚に…
何十億光年も離れた未踏の星のようだ
いや、間違いなくここは地球で我々の生きる日本である
そう、湯釜の色はあの頃と同じだった
私の気持も体型もこんなにも変わったのに…

さて、その後は万座ホテル聚楽の日帰り温泉につかる
匂いが伝えられないのが残念

雲海の湯
女湯の入口
脱衣所
洗面台
カランは10くらいあった
湯舟につかってパシャ
木をくりぬいたところから白濁の湯が音をたてて流れ出る
内湯

草津といい、万座といい、白濁の硫黄泉
ありがたい温泉ドライブで身も心も幸せな気分に…

九月の連休、明日もまた休日だからのんびりしよう、と
その後、白糸の滝による

車を停め、白糸の滝まで歩く
川沿いを歩く
気温が下がってくるのを肌で感じる
カーディガンを持ってきてよかった
来た〜っ!
これが女性的で優しい流れの白糸の滝
冬でも凍らないんだって
記念撮影!
「お父さん、今度はどんなポーズにしようか」
大吉、こっち向いて〜っ!
って言ったらお友達のワンちゃんがこちらに寄ってくる

一泊でありながら、ナカミの濃い旅行になった
東京から車で3時間あれば来れるし、また行きたいな
紅葉の季節もいいだろうなぁ…

おしまい