おばさん4人の高齢で恒例の旅行は
高校時代の同級生がオーナーシェフをしている「オーベルジュ・アンドラ・モンターニュ」に決定。
東京駅から上越新幹線で越後湯沢駅まで行き、乗り換えて上越線で石打駅まで行きます。
特例で越後湯沢まで迎えに来てくれちゃいました。ありがと。

四季を通じて、15,800円(税込)
外観・館内
以前ここには「ふくみつ」という民宿が建っていたそうです。
宿のご主人がやめる、と言ったのを聞いて
常連さんだった彼はほぼ即答で「買う!」と言って
三年前のクリスマスにオープンしたオーベルジュです。
建物の右脇に玄関への階段があります。
シェフがタイルで作った表札がかわいいです。
食堂です。
ここからは民宿時代の食堂と全く同じ雪景色が見られるそうです。
クリスマスなんか最高だと思います・・・
部屋は二階にあります。
全室6室のワタシ好みの部屋数です。
全室【冷暖房・ウォシュレット付ユニットバス】完備。
ベッドマットは一流ホテルの特別室で使われているテンピュールベッドです。
初めてこのベッドで寝ましたが、それはそれは・・・
まるで自分の体をやさしく包み込んでくれるような、お母さんのおなかのなかにいるような・・・そんな感じだと思います。
階段には素敵な絵が飾ってあります。時々変えるみたいで屋根裏部屋にも次候補を見つけました。
大学でも美術をやっていただけあって、すべてにセンスがいいです。
暖炉もあります。
時々、薪をくべています。
カウンター回りを撮っていたのですが、シェフはカメラ目線です。。。
食事
楽しみな、お食事タイムです。
素敵なお皿です・・・
わっ!シャンパンです♪
出会ってからおおよそ40年、最後に会ってから約30年
久しぶりに元気で会えたことに、乾杯です。
一筋の泡を見ながら、それまでの人生を振り返ったりしました。
本日のお献立は、シェフの手書きです。
さすが・・・昔から絵が上手だったのです。
アミューズは、秋山さんのナスのムース
それから添えられているのは能生(のう)の鯵です。
なんとも不思議・・・焼きナスのような香ばしさがあります。
シャンパンに並んで、シェフおまかせのワインです。
フルーティーです。
お水のグラスも素敵です。
南仏の野菜煮(ラタトゥイユ)
トマトだけはフレッシュです
オーストリアの職人さんが作ったパンです。
パン屋さんは福岡にあります。そう、九州の福岡です。
オーストリアワインとパン・・・こだわりを感じます。
能生のボタンエビとキャベツのブレゼ
キャベツもえびも甘いです
奥には舞茸も
お皿がかわいいです
能生の平目のムニエル
大沢産コシヒカリのおかゆ添え
お口もお腹も喜んでいます。
彦麻呂さんの気持ちがわかります。
そのうえワインがあるから・・・少しずつ調子に拍車がかかります(苦笑)
軽く仕上げた小松菜のポタージュ
上にのっているのは何だかわすれました・・・
エゾ鹿のカルパッチョ
チーズとオリーブオイルもいい感じです
名物料理のひとつ
フォアグラのサンドイッチ
もう・・・最高です。中には大根も入っています。
お皿も素敵なので違う角度から。。。添えられているのは自家製ピクルス。ぜんまいだったかな?
赤ワインはオーストリアと、フランス。
両方いただいちゃいました。l
オーストリアは重厚。フランスは洗練された・・・。
このあと、メインの和牛肉の赤ワイン煮とデザートだったのですが・・・食べられませんでした。
仕方ないので翌朝へスライドしていただきました。
そんなわがままも聞いていただきました。ありがと。

おいしかったぁ〜!!ごちそうさまでした。
宿の周辺
朝です。
朝ですよぉ〜。ワタシだけが少し二日酔いです。ごめんなさい。
夜、秘密の部屋で、昔話をしたら、盛り上がってしまいました。
たぶん寝たのは・・・午前2時くらいで、部屋ではほんと寝るだけでした。

雪ノ下にんじんのジュースです。
体が喜んでいます。このお水は地元の湧き水です。
どちらもおいしいのです。
カスピ海ヨーグルトと柿です。甘かったです。
まこもだけ。生と焼いたのと。
焼いたほうが甘い感じがします。
両方手作りのジャムです。
トーストも出てきましたが、撮りわすれです。
栃木の天然酵母のパンを使っているそうです。
バターなんていらないです。
サラダです。オータムポエム(菜の花みたいな)、コールラビなどが盛られています。
動物性のものが全く入っておらず、野菜だけのスープです。
それぞれの野菜が甘いです。
手作りのハムとベーコン
おいしいです。
夕べのメインが今朝にスライドした和牛肉の赤ワイン煮
肉がとろけそうです。
こちらも、昨晩のデザートです。アプフェル ストゥールデル(山形・紅玉)。
オーストリーのお菓子だそうです。
夕食も朝食も どれをとっても、心がこもっており、食材も生きていました。
ワタシの頭の中のミシュラン決定です。ごちそうさまでした。
宿の周辺
シェフ デザインのネームカード。
職場での正装。
相撲でいえば、ふんどし、といったところでしょうか。
誰からも文句を言われないようにセピアにしてみました。
働く人は宿のご主人と奥様。
二人とも怒ったことがないような、穏やかな雰囲気です。
3年前に東京から移り住んで・・・不安もあったと思います。
お体に気をつけて、これからもがんばってほしいと思いました。
また行ってみたい宿です。お薦めです。
どんなに写真が色あせても、思い出は鮮明に。
思い出のアルバム、またひとつふえました。
AUBERGE ANDRA MONTAGNE
〒949−6365 新潟県南魚沼市宮野下1191−1 TEL&FAX:025−783−3237